大雪を囲む会とは

株式会社大雪を囲む会が出来るまで
株式会社大雪を囲む会が設立されたのは、2010年です。
元々は、取引先の資材の勉強会で集まった生産者たちが、その頃はまだ有機栽培も無く慣行農業だけで、それぞれが色んな課題を持っていました。そこで講師として来られていた、故小久保秀夫様の話を聞いて感銘を受けたのが始まりでした。
微生物農法との出会い
微生物農法は地力を高める農法。とても時間も手間もかかる農法で取引先の勉強会も会を重ねるたびに参加者が減っていき、継続が困難になりました。そこで残った生産者達数人がもっと勉強会を続けたいと小久保様と話し、継続することが出来ました。
そこで、微生物農法大雪を囲む会(全道に散らばった生産者が大雪山を囲んでいるという意味)と名づけ、勉強会がスタートします。

勉強会の開催
勉強会を始めたときは数人でしたが、それぞれが近隣の生産者に声をかけ、現在は11戸の生産者が在籍しています。
毎年、収穫が始まる前の夏、収穫を終えた後の冬に勉強会をおこなっています。
現在は、網走郡美幌町、斜里郡小清水町、北見市、滝川市、砂川市、中富良野町、上富良野町に
生産者が存在しているので2泊3日の勉強会で回ります。

 
課題と問題点
こうして勉強会を継続し10年以上が経過しました、堆肥の作り方も理解しそれぞれが躍進し始めました。それでも、個々の農家では大量注文に答えることが出来ず歯がゆい思いをしておりました。また、それぞれの農家によって堆肥の作り方、栽培技術などに偏りがあり品質の統一化はまだ先の夢でした。
株式会社大雪を囲む会の設立
こうして、現代表である一戸義則が中心となり、せっかく出来た生産者のグループを勉強会だけで終わらせるのは勿体ないと、大量注文にも答えられ、品質の統一化を目指し、株式会社大雪を囲む会の設立をします。2010年に設立された株式会社大雪を囲む会は、こうしてスタートを切ったのです。